コロナ疲れ、外出自粛、テレワークで急増!?自律神経失調症とツボ押しマッサージ
2020/05/29カテゴリー:スタッフブログ,ブログ,肩こり,腰痛,記事,鍼灸治療
こんにちは、守口市、大阪市北浜の鍼灸整骨院のA.T.長島治療院です。
外出自粛やテレワークなどで、家出の時間を過ごす中、急増しているのが「自律神経失調症」です。外出できない事でのコロナ疲れや暗いニュースばかり聞いているとどうしても気分が落ち込んでしまい、自律神経の乱れに繋がってしまいます。
自律神経がバランスを崩すと、頭痛、肩こり、腰痛、倦怠感、しびれ、不眠、やる気がでないなど様々な症状が現れてしまいます。今回は、そもそも「自律神経とは何か?」や「自律神経失調症に効果的な経穴(ツボ)」を紹介していきます。
自律神経とは何か?
自律神経は、血管や内臓などの働きをコントロールする神経であります。自律神経は、私たちが無意識の内に働く神経であり、呼吸、血液循環、体温調節、消化、排泄、生殖、免疫といった人が生きていくために欠かせないものでもあります。
私たちが無意識の内に、呼吸したり、食べ物を消化したり、体温を維持したりできるのも自律神経があるからです。
よく耳にする方もいると思いますが、この自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」からなります。
怒る「交感神経」リラックス「副交感神経」
交感神経
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があり、交感神経は、心身が活動している時、戦ったり逃げたり、興奮、怒り、不安など主に活動状態のときに働きます。
運動中や仕事に集中しているかなど活発に動いている時、主に日中に働いている神経になります。体の機能的には、瞳孔散大、血管収縮、血圧上昇、心肺機能亢進など体は自然に動いています。
副交感神経
一方、「副交感神経」は、リラックス、休養している時に働く神経になります。主に寝ている時に活動している神経で、胃など消化器官の働きが活発になり、栄養吸収、代謝などで体にエネルギーを蓄えてくれます。
この二つの「交感神経」と「副交感神経」が相反するように働いて、体はバランスをとっている形になります。この自律神経の乱れを起こすと「自律神経失調症」となり、様々な体へ異変を起こしてしまいます。
自律神経が乱れると、安静、休んでいるのに心臓がバクバクしたり、胃腸の働きが悪いなど起こし、その人の弱い部分に例えば、肩が凝りやすい人は肩こりがひどくなったり不快な症状が出現してしまいます。
自律神経のバランスを崩す要因は、様々ですが、新型コロナの影響での不安、外出自粛、テレワークなどでの生活リズムの狂い、家にいることが多くなることでの家庭でのストレスなど自律神経のバランスを崩す要因が増えてきています。
オンとオフの切り替えがうまくいっていない状態になり、様々なストレスにさらされると危険な状態です。
自律神経のバランスを保つには…
自律神経失調症にならない為に、自律神経のバランスを保つには、自宅での仕事や外出自粛で作りづらい、オンとオフの切り替えをしっかりと行う事が重要になります。
また、ストレス解消の手段を持ち、例えば、散歩、体操、入浴などリラックスでき楽しいと思える時間を作ることが必要になります。
この時間を作る、オンとオフを切り替える手助けをするのが鍼灸治療であり、自分でできる経穴(ツボ)押しマッサージになります。
ツボ押しマッサージは、人それぞれ、症状によって変わってきます。今回は、自律神経の乱れによる「頭痛」「胃腸不良」「不眠、しっかり休めない」「全身倦怠感、やる気がでない」方に対するツボ押しマッサージを紹介します。
「頭痛」
頭痛にもタイプがあり、今回は、「仕事で気が張っている」「イライラする」「緊張する場面が多い」など交感神経の働きによって筋緊張や血管の収縮による頭痛のツボ押しマッサージです。
「上四?(じょうしとく)」
前腕の手首の中央から、真っ直ぐ肘の伸ばした線上の肘から1/3のところ、筋緊張の緩和、血流改善に有効
「胃腸不良」
食生活の乱れや自律神経の乱れによって、うまく消化器官が働いていない方に対しするツボ押しマッサージになります。
「足三里(あしさんり)」
膝のお皿の下のくぼみから、外側に指4本分下のところ、胃の気の流れを改善する。
「不眠、疲れがとれない」
交感神経が働き、副交感神経への切り替えがうまくいっていない方への、今回はツボ押しではなく、ツボを温めることが有効です。お風呂、ホットパック、カイロなどで温めます。
「腰兪」
尾骨(お尻の割れ目の始まり当たりにある突起状の骨)から上に2本分のところ、交感神経の働きを抑制、副交感神経の働きでリラックスできるツボになります。
「全身倦怠感、やる気がでない」
自律神経の乱れによって、心臓、血管の働きが落ちて、力がでない、やる気がでない方へのツボ押しになります。
「労宮」
手のひらの中央で手を握ると中指の先端が手のひらに当たるところ、血流、血管機能改善、体に血を巡らせる働きがあります。
これらのツボを指の腹で押し込むのが基本になります。ゆっくりと力を入れて押して、力を抜くを1か所につき5〜10回繰り返し、左右にある場所を両方とも行います。
押す前に手指をこすり合わせて温めるようにし、「痛気持ちいい」くらいの強さでリラックスして押すようにしてください。
もしくは、温めることも有効になり、自律神経のバランスが整ってきます。
今回紹介したツボは、症状に合わせてはいますが、人それぞれ自律神経を乱す状況は様々です。こういった自律神経の乱れによる症状は鍼灸治療がオススメです、お困りの方はどうぞご相談ください。
守口院
〒570-0028
守口市本町2-1-12
TEL 06-6998-7801
地下鉄谷町線守口駅から徒歩3分
京阪本線守口市駅から徒歩3分
北浜院
〒541-0046
大阪市中央区平野町2-2-9ビル皿井1F
TEL 06-6231-6505
地下鉄堺筋線北浜駅から徒歩3分
京阪本線北浜駅から徒歩6分
地下鉄堺筋線堺筋本町駅から徒歩8分
地下鉄御堂筋線、京阪本線淀屋橋駅から徒歩15分
監修 鍼灸師 原田彰
一覧へ戻る
おすすめの記事
-
- スタッフブログ,鍼灸治療
-
- ブログ,スタッフブログ,おすすめ美容情報,鍼灸治療,トレーニング
Facebookからコメントする