インピンジメント症候群

このようなお悩みはありませんか?

  • 整形外科でレントゲンを撮って問題ありませんと言われたが痛みが取れない
  • 肩を上げていくとある角度で痛みがある
  • 肩を上げていくとある角度で引っ掛かりが出る
  • 肩を回すとポキポキと音が鳴る

肩関節障害の中で代表的な疾患としてインピンジメント症候群というものがあります。

耳にすることが少ないかもしれませんが、原因不明の肩の痛みに悩まされている方の中にもこの疾患の方が多くいらっしゃいます。

早期に競技復帰するためにはインピンジメント症候群とはどのようなメカニズムで起こるかを理解し、正しい治療と再発予防のトレーニングやセルフケアが大きな鍵となります。

我々は「プロアスリートに提供するクォリティーを一般の方に」というコンセプトを胸に、〝プロの選手が受ける技術〟をスポーツ愛好家から地域スポーツをされているお子様、運動不足のサラリーマンの方から健康あり続けたい年配の方まで、幅広い層の方々に提供することにこだわります。

インピンジメント症候群とは?

インピンジメントとは“衝突”という意味を持っており、インピンジメント症候群は関節が“衝突”をおこし痛みとして出てきます。

インピンジメント症候群は疼痛抑制だけでは改善しないことが多く、肩甲胸郭関節・体幹・股関節の機能障害を見つけアプローチしていかないと改善しないケースが多くみられます。

    なぜインピンジメントを起こすのか?

    上腕を外転する課程で、上腕骨と肩峰の間に腱板の一部や肩峰下滑液包などが挟み込まれ、繰り返し刺激が加わると滑液包に浮腫や出血が起こります。安静にするとこの変化は正常に戻り症状は軽快しますが、動作の反復によっては症状の再燃を繰り返して慢性化します。

    特に野球などのオーバーハンドスポーツをされている方に多く見られ進行すれば、時に腱板の部分断裂となったり、肩峰下に骨の棘ができたりして痛みがなかなかとれなくなることもあります。

    インピンジメント症候群には、肩峰と棘上筋間で肩峰下包が挟まれるエクスターナルインピンジメントと、棘上筋の関節包面が後上方関節唇と衝突するインターナルインピンジメントの2種類の症状があります。

    両方とも肩甲上腕リズム(肩甲骨と上腕骨の動き)の異常が原因となっているケースが多いです。

    特にインターナルインピンジメントはSLAP(関節唇損傷)という症状になることもあります。

    • 肩の構造図

    • 肩インピンジメント

    • 肩甲上腕リズム

    インピンジメント症候群の症状は?

    ・腕を肩の高さより上で使用したときの運動痛

    ・腕を上げていくときの引っかかり感

    ・筋力低下

    ・夜間痛

    骨形態の個人差として肩峰がもともと下方に突出している場合や加齢変化として肩峰下に骨棘ができた場合のほか、野球の投球動作など腕をよく使うスポーツ選手にも発症します。

    インピンジメント症候群に対する治療法は?

    • インピンジメント症候群の治療は一般的に保存療法(リハビリ)で行われます

      病院などでの一般的なインピンジメント症候群の治療は以下の通りです。

      ・安静指導
      ・湿布薬の処方
      ・痛み止めの処方 など


      整形外科などでのインピンジメント症候群の治療は、多くの場合、安静指示や湿布の処方、痛み止めの処方で終わることが多く、競技復帰までの治療やリハビリを受けられる施設は少ないのが現状です。


      そのため、十分な治療が受けられず復帰が早すぎて再発してしまう方、いつからスポーツ活動していいのか分からず安静期間が長すぎて筋力低下してしまっている方が多くおられます。

      また、患部の治療を適切に行ってくれる病院でも、患部外の状態を確認する病院は少なく、再発のリスクまで考慮できていないケースや、患部以外に痛み出てくることで生活にも支障がでるケースもございます。

    インピンジメント症候群の方のオススメの治療法

    • ハイボルテージ治療器

      急性期には、アイシングなどの基礎処置と併せて当院では微弱電流を用いて治療します。

      電気を患部の深い組織まで流し、神経の興奮を抑えて高い鎮痛効果を発揮してくれます。
      (電気刺激が苦手な方でも安心して受けていただけます。)

    • エレサス治療器

      急性期には、アイシングなどの基礎処置と併せて当院では微弱電流を用いて治療します。

      エレサス治療器は、痛みの原因となる生体組織へ電気的なアプローチをすることで、効果的に体内の自己治癒能力高め痛みの改善と緩和・症状の改善を促します。

    • 鍼灸治療

      急性期以降、可動域制限や柔軟性の低下、患部の違和感などへの治療として当院では鍼治療をオススメいたします。

    • アスリハコース

      痛みが軽減し、競技復帰を目指す方や再発予防の為のコースです。

      当院では、患者様の状態に合わせて競技復帰までのトレーニングや再発予防、パフォーマンスアップのトレーニングを行っております。

      痛みがなくなったから、競技復帰という安易な計画ではなく、きちんと身体の状態を復帰させることでケガをする以前よりもより良いパフォーマンスを目指します!

    インピンジメント症候群の治療例

    • 急性期

      基本的な応急処置に加えて、当院では患者様の症状に合わせて、微弱電流など最新の治療器を用いることで急性期の炎症や痛みなど様々な症状を早期軽減させるような治療を行っております。

      患者様自身でもご自宅でアイシングなどを正しく行って頂くことでより回復が早まります。
      患者様の状態に合わせて担当スタッフから直接ご指導いたします。

      炎症症状を抑えると同時に体幹筋や肩関節周囲筋の緊張や拘縮を改善させていき可動域を回復させていきます。

    • 急性期以降

      炎症症状が治まってきたら、段階的に関節可動域及び柔軟性の獲得や筋力訓練、そして各競技の特性にあわせたトレーニングへと移行していきます。

      また、野球の投球指導なども行っていきます。

    • インピンジメント症候群おススメのトレーニング

      小指を上にしチューブ(500mlペットボトル)を持ち身体の横に腕をおろします。
      真横ではなく、少し前(身体の横から30度ほど前)にあげます。
      この時、上げすぎず脇と身体の角度が30度ほどまであげます。
      上げすぎるとアウターマッスルを使ってしまいますので少しあげるだけで大丈夫です。
      ※この動作をゆっくりと15〜20回を繰り返してください。このとき肩が上がらないように注意してください。
      肩の上のあたりがジワーッときてたら大丈夫です。
      また、小指を上にしてすると痛みが出る方は親指を上にして行ってください。

    痛みがなくなったら即スポーツ復帰出来る訳ではなく、きちんとリハビリを行って、競技復帰することが再発予防のためにはとても大切です。

    また、患部以外の状態もキチンと確認し、なぜインピンジメント症候群が発生したのかを確認し、患部の回復だけでなく、全身状態の調整、再発予防のトレーニングまで行います。

    当院ではプロのスポーツ選手と同じように、あなたにあったプログラムを作成し、健康で美しい、ハイパフォーマンスな身体へと導きます。
    どこにいっても解消しなかったあなたのお悩み、是非当院へご相談下さい。

    インピンジメント症候群のセルフトレーニング|守口市・大阪市北浜・堺筋本町・淀屋橋

    このエクササイズは、肩の安定性に関わるローテーターカフを鍛える目的です!

    四つ這いになって、胸を中心にして円を描くように回します。

    肩の後ろ側と脇下から脇腹に力を感じられていればGOODです!

    お客様の声(投球障害)

    ※「免責事項」お客様個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

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