ふくらはぎ・足のスポーツ障害

肉離れ、アキレス腱炎、シンスプリント

ふくらはぎ・足のスポーツ障害

~腓腹筋肉離れ、アキレス腱炎、シンスプリント、疲労骨折~

単純にふくらはぎや足の痛みといっても、筋肉が原因であったり、骨の歪みが原因であったり、原因は様々です。状態によっては、放っておくと、足がパンパンに腫れて歩けなくなる、骨折にまで進行してし、慢性化してしまうなども考えられます。

まずは、早い段階で原因をはっきりさせて、適切な処置を受けることが重要です。
当院では、テニス・マラソン・野球・サッカー・ラグビー・アメフト・バスケット・バレエをされる方に、ふくらはぎの痛みが多く見られます。通常の治療では、電気治療やマッサージのみの場合もありますが、原因が他の部位にある恐れもあるので、当院では、ふくらはぎだけでなく全身の状態を検査し、最新の微弱電流機器と手技・ストレッチや骨盤矯正を通して根本からの治療・機能改善を行います。

腓腹筋肉離れ

【肉離れ受傷6日目】
足部に内出血が観察できる

ふくらはぎの肉離れは肉離れの中でも発生件数が最も多く、10代からどの年齢層にもまんべんなく発生し、スポーツではテニスやバレエ、サッカー、野球、バドミントンと様々なスポーツでみられます。

また、テニスのサーブなどで多く発生することから別名『テニスレッグ』とも呼ばれ、ふくらはぎの肉離れの中でも、ふくらはぎの内側の腓腹筋内側頭と呼ばれるところに好発します。
受傷した瞬間に『プチッ』『ブチッ』などという音がしたり、後ろからボールを当てられたり蹴られて利したような感覚になります。歩けない訳ではないから、仕事が忙しいからと放っておくと、脚がパンパンに腫れ、痛みも強くなってしまいます。ふくらはぎの肉離れは初期の正しい徹底した治療が早期回復の鍵になります。

アキレス腱炎

使いすぎもしくは、アキレス腱の老化によって硬くなり、激しい運動で小さな断裂が生じ、アキレス腱もしくはアキレス腱を覆う組織に炎症が生じます。

これをアキレス腱炎・アキレス腱周囲炎と呼びますジャンプの多い種目の体操やバレーボール、走る種目の陸上競技やマラソンに好発し、特に近年ではマラソン人口の増加に伴ってランナーのアキレス腱炎が特に多くみられます。

症状がひどい場合だとアキレス腱に引っ張られて、骨がトゲのように変形してしまうこともあります。まずはしっかりと炎症を抑え、柔軟性の回復や正しいリハビリを行っていくことで再発の予防にも繋がります。

シンスプリント

シンスプリントは反復する運動によって起こるすねの内側に発生する痛みで、別名は脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれます。

繰り返す運動で筋疲労・筋伸張性の低下がおこり、脛骨骨膜がふくらはぎの筋肉にひっぱられることで損傷や炎症をきたします。陸上競技の長距離、短距離、跳躍種目やマラソンランナー、ジャンプ動作の多いバスケットボール、バレーボール、サッカーやバレエ、新体操などにも多く発生します。
シンスプリントは扁平足などの足のアライメントや運動量の変化、グランドや床の硬さ、靴の状態なども発生に関連しており、これらの改善も治療には不可欠となる。

当院では痛む箇所の治療にあわせて、今後再発しないような身体の使い方や、足のアライメントの確認、靴の状態、練習量などもお伺いした上で適切な治療、アドバイスを行います。

疲労骨折

10代から30代に好発し、運動量が増えた時期に起こりやすい、代表的なオーバーユースによるスポーツ障害の1つです。
いつも通りのスポーツ活動をしていて急激な痛みをもって発生し、痛みのきっかけとなる特殊な動作は特にないのが特徴です。痛みを堪えながらスポーツ活動に復帰し、慢性化することも多いので、早期発見・早期治療が大切となります。

ですが、受傷直後のレントゲンでは骨折線が出ないことも多いため、直後のレントゲンだけでは判断し難く、経過の観察が必要になります。治療に関しては難治性のもの以外は保存療法が主流で、手術が必要な患者様はごく稀です。

足底筋膜炎

足底筋膜炎はスポーツをされている方(特にランニングが多い競技)や40~50代の方に多い疾患です。
主に踵付近や足底の中央、拇趾球の近くなどに痛みが出ることが多くあります。

足底筋膜炎は「朝の一歩目が一番痛い」という訴えが特徴的です。
原因は歩行やスポーツ活動の際に足底に衝撃や伸ばされるストレス繰り返し加わることで痛みが発生します。
はじめは、足底筋膜の痛みが主ですが治療をせずにそのままだと踵の骨の変性もおこり、骨棘と言われるものができてしまう方も多くいられます。
足底筋膜炎の方の中には扁平足の方が多く、当院では痛みを取る治療やインソールなど根本的に改善出来るようなアドバイスを行います。

当院の施術

当整骨院のふくらはぎ、足の施術は、急性期は固定・アイシングや「最新の物理療法機器」による電気治療を行いますが、その後は、プロスポーツ選手に用いる「スポーツマッサージ」と「ストレッチ」を施すことによって、回復期間を短期間にすることが可能です。

また、一時的な痛みの改善だけでなく、怪我した箇所の周辺部分の関節や筋肉についても適切な処置を施し、「機能改善」「怪我・障害からの社会復帰」から、「パフォーマンスアップ」「疲れないからだづくり」に繋がる施術を行っております。

なぜ、スポーツマッサージ・ストレッチがふくらはぎ・足のスポーツ障害に効果的なのか

腓腹筋肉離れ、アキレス腱炎、シンスプリント、疲労骨折は、炎症が起きている筋肉や骨周辺の関節にも支障がでます。
この原因に対して、

関節可動域の改善

関節安定性の確保

筋肉の柔軟性の回復

を目的とした、専門的なスポーツマッサージとストレッチを当院では行います。
ふくらはぎの痛みが、「どこに行っても治らなかった」「早期回復させたい」「怪我の後に後遺症を残したくない」という方にこそ、受けて頂きたい施術です。

スポーツマッサージとストレッチ

スポーツマッサージ

運動学を基にした施術すべき筋肉を検査

骨盤や背骨の矯正手技

深層筋へのアプローチ

関節可動域の改善

内臓機能の調整

筋肉の協調性の改善

バランス調整

ストレッチ

深層筋の血液循環促進

疲労物質の除去と、酸素・栄養物質の吸収

筋・腱・脳への血液循環促進

中枢神経系への働きかけによるリラックス効果

ふくらはぎの痛みが、「どこに行っても治らなかった」「早期回復させたい」「怪我の後に後遺症を残したくない」「スポーツのパフォーマンスをあげたい」という方にこそ、受けて頂きたい施術です。

お客様の声

※「免責事項」お客様個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

ふくらはぎ・足のスポーツ障害ブログ

代表取締役 長島 裕二

代表取締役 長島 裕二

代表経歴

  • 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
    鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
  • 阪神タイガーストレーナー(1982〜1998)
  • 関目病院リハビリテーション科(1999〜2002)
  • N.Y.メッツ新庄剛志選手治療のため渡米(2001)
  • 立命館大学硬式野球部(2001)
  • A.T.長島治療院開院(2002)
  • 株式会社A.T.NAGASHIMA設立(2003)
  • 日本プロ野球トレーナーOB協会副会長就任
  • 履正社医療スポーツ専門学校 非常勤講師(2007〜)
  • (株)コンディショニング・プロデュース・ジャパン代表取締役就任(2008)