【足首の捻挫を繰り返している方必見!! 捻挫癖の対処法とは!?】
2024/06/10カテゴリー:スタッフブログ,記事,捻挫・肉離れ・打撲log,アスリハ,インソール,トレーニング
こんにちは!長島治療院 北浜院です。
皆さん、「捻挫」と聞くと「すぐに治る」「安静にしていればいい」と思っていませんか?
大抵の方は、捻挫を甘んじている方が多いです。実は、足首の捻挫の場合、捻挫を放置していると関節軟骨の損傷や変形性足関節症などの深刻な問題に発展することがあります。
その為、本日は捻挫についてお話しします!
足首の内反捻挫とは
捻挫で最も一般的なのは足首の捻挫で、特に内反捻挫(足を内側に捻る)が多いです。
階段を踏み外したり、スポーツ中に相手の足を踏んだりして起こることがよくあります。
内反捻挫では、足首の外側の靭帯が損傷され、これが関節の安定性を損ないます。その結果、一度捻挫をすると再発する確率が50%もあります。
そのため、しっかりと固定しないと関節が不安定になり再発の原因にもなるので、捻挫した時は軽く見るのではなく、しっかり処置を行いましょう!
次に、足関節捻挫は、なぜ再発しやすいかです。
再発の要因として
再発の要因は、過去に受傷した捻挫の時に、十分な固定がされておらず、足首の関節が不安定になってしまい、不安定な場所に対して足首が安定してバランスを取ることができず再び受傷します。
また、足首の背屈(足先を上に上げる動作)・内反(足先を打ち返しにする動作)の動きに問題がある場合も捻挫癖の要因になります。
もし、捻挫した時の対応は…
捻挫した場合、まずはRICE処置(安静・冷却・固定・挙上)を行い、二次的な怪我を予防します。しかし、最近ではRICE処置よりPOLICE処置が推奨されているようです。
POLICE処置とは
Protection(保護) :装具やシーネなどで損傷組織を保護し、再受傷、悪化を防ぐことが目的
Optimal Loading(最適な負荷):早期に最適な負荷をかけることで最適な組織修復を促すことが目的(各組織、部位に対する適切な負荷は専門家の意見 を聞いてから行うことを推奨します)
Ice(冷却) :疼痛の緩和、異常な筋収縮パターンを改善することが目的
Compression(圧迫) :患部の内出血や腫脹を防ぐことが目的
Elevation(挙上) :浮腫の軽減を図ることが目的
早期に最適な回復を目指すアスリートにとっては、POLICE処置が有効な手段です。
しっかり処置を行った後は、包帯やテーピング、サポーターなどでしっかり固定することが必要です。
また、捻挫は骨折を伴うこともあるため、骨折が疑われる場合があれば医療機関への受診することも重要です。
当院での足関節捻挫における治療・リハビリは…
当院では、足関節の捻挫に対して、初回処置として患部の冷却や痛みの緩和や晴れの軽減を目的としたエレサスや超音波等を使用。
また、患部の固定のため包帯やテーピングでしっかり固定します。しかし、捻挫が重度な場合や骨折が疑われる場合は、ギプスを用いて固定することもあります。
その後、症状が緩和してきたら、リハビリの開始です。
・足関節周囲の筋緊張緩和
・固定によって弱った足関節周囲の筋力強化
・関節可動域の確保
・足部に対しての安定性の強化
等を行っていきます。
捻挫癖への対処法
捻挫癖のある方には、足首周りの筋肉を強化するトレーニングも行いますが、当院ではインソールをお勧めしています。
捻挫癖によって癖付いてしまった足首の不安定性をインソールがしっかりサポートし足首を固定し捻挫癖を予防します。
また、足部を補正することにより体の安定感が増し、膝や腰など他の体の部位の負担軽減にもなります。
そのため、当院ではインソールをお勧めさせて頂いています。
以上が捻挫に関するまとめです。正しい処置とリハビリで再発を防ぎましょう。
監修 柔道整復師 福山 雄気
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