【淀屋橋 北浜 本町】≪足関節捻挫!後遺症を残さないためにやるべきこととは!?≫〜足関節捻挫のリハビリと鍼灸治療〜
2015/11/13カテゴリー:スタッフブログ,ブログ,捻挫・肉離れ・打撲log,記事,鍼灸治療
皆さん、ただの捻挫だと思い、治療やリハビリをおろそかにしていませんか??
受傷後1か月、2か月たっても「痛みが取れない」や「痛みはないが動かしにくい」などの後遺症を訴えて当院を受診される方を多くみかけます。
足関節捻挫は、足関節が外力により、可動域を越えた過度の運動を強制された場合に生じた靭帯の損傷のことを言います。スポーツ外傷の中でも特に頻度が高く、足部を内側に捻り、外くるぶしの下の靭帯である「前距腓靭帯」という靭帯の損傷が多くなります。
症状としては、足関節の運動痛と可動域制限がみられ、受傷直後は腫れや皮下出血が認められる場合もあります。受傷と同じ方向にストレスを加えると痛みが増強し、靭帯の部分断裂や完全断裂がある場合は足首の不安定感も出現します。
受傷直後は、アイシングと安静が必要になりますが、腫れや痛みが取れてきたに関わらず、安静にしていると、筋力低下や関節の拘縮をきたし、足首の動かしにくさや足首周りのだるさを残してしまいます。
そうならない為にも治療とリハビリが重要になってきます。初期治療では、疼痛、腫れを最小限にするために弾性包帯やテーピングでなどで固定します。重症の場合はギプス固定も必要になることもあります。
痛み、腫れが落ちてきたら、足の指の運動や足関節の可動域訓練を実施していきます。指の運動は、足の指で「グー・チョキ・パー」を行います。始めは、10回を3セットほど行います。
次に足関節の可動域訓練として足首を4方向に動かしていきます。
4方向行うのですが、受傷した方向へは必ず最後に行ってください。これも各10回を3セットほど行います。また、可動域改善がみられてきたらチューブで抵抗を加え筋力強化を図ります。
最初は、指の動きと足首の動きが制限されていますが、トレーニングをするうちに動きが出てきます。このようなリハビリをすることで足首の動かしにくさや痛み、ダルさは解消されていきます。
それでも足首の動かしにくさや痛み、ダルさが残る場合は、「鍼治療」も有効になります。
靭帯部分に鍼を打つことによって、血流促進や鎮痛効果も認められ、また、すね周りの筋肉やふくらはぎの筋肉に刺激を入れることによって、筋緊張が緩和され動かしにくさやダルさの改善がみられます。
鍼治療は痛みはほとんどないので、お困りの方はぜひ試してみて下さい!!
監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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