イライラ、頭痛!!自律神経に影響する肝の乱れとは!?
2020/08/31カテゴリー:スタッフブログ,ブログ,肩こり,記事,鍼灸治療
こんにちは、守口市、大阪市北浜の鍼灸整骨院のA.T.長島治療院です。
前回、東洋医学の肝、心、脾、肺、腎の五臓を用いた体質分けを紹介いたしました。
簡単なチェックシートを使ってみなさんに自分の体質を知ってもらいましたが、その体質を詳しく説明をしていきます。
今回は、肝のチェック項目が多かったタイプの説明をしていきます。
もう一度肝のチェック項目を確認してみてください。
肝の異常〜ストレス、イライラタイプ〜
□ めまいがすることがある
□ 怒りっぽいほうだと思う
□ 嫌なことがあると血圧が上がりやすい
□ おなかの両脇に指をいれようとすると痛みを感じる
□ 目が疲れやすい、または乾きやすい
□ どこかの筋肉がつりやすい
□ 爪の形や色がよくないほうだと思う
□ 最近、よくためいきをつくようになった
□ お酒をよくたしなむほうである
□ 肩がこりやすい
前回よりも項目を多くしましたが、5つ以上チェックがつけば、肝タイプと言えるでしょう。
肝は血量を調整、イライラ、怒りは要注意
東洋医学の肝となると、人の思考にも関係し、肝の異常で機能が低下すると、思考活動が上手くいかず、また、ぼんやりしたり、無気力になることが多くなります。
肝は血を貯蔵し、全身に血量を調整する働きがあります。
肝の働きが低下すると各臓腑に栄養を与える血が運搬されず、栄養不足に陥って様々な病気やケガなどを起こしてしまいます。
イライラや怒ったりすることは肝が影響を受けやすく、頭に血が上ったり、ひどい場合は吐血なども起こしてしまうこともあります。
また、イライラや怒るなどは自律神経にも大きな影響を与えて、頭痛、肩こりなどの自律神経失調症にも繋がってしまいます。
肝は血流量を調整することから、自律神経の乱れを整えるのは肝の機能を整える必要があります。
肝は、筋肉、目、爪などと繋がり、肝の異常はこれらの器官に影響を与え、肩こり、眼精疲労、めまい、爪のひび割れなども起こしてしまうことがあるので注意が必要になります。
自分の体質を知り、これらの症状などには気をつけてください。
肝の乱れを知るためには
体に症状が出る前に、体の反応を知る方法があります。それは、ツボ押しです。
肝の異常をきたす前に反応が出やすいツボを紹介します。肝経の原穴である「太衝(たいしょう)」穴になります。
太衝は、足の第1趾と第2趾の間を上がっていくと両指の骨が交わる場所にあります。
ストレスや怒ったり、自律神経の異常をきたす前にはこの部分に痛みが出ることが多く、肝の異常をきたすサインと考えてください。
また、肝の機能を調整するツボにもなりますので、肝の異常をきたしたときは痛気持ちいい程度2〜3秒ゆっくりと親指で指圧マッサージしてみてください。
肝の機能が高まり、体全身に血を巡らして、症状を緩和してくれますので、是非お試しください。
今回は、肝の異常を紹介しましたが、誰もが肝の異常をきたしてしまうことがあるので、皆さん注意が必要です。
これらの症状には、鍼灸治療が有効ですので気になる方はご相談ください。
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監修 鍼灸師 原田彰
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