走っていると、膝の外側が痛い?それってもしかして・・・
2024/04/29カテゴリー:ブログ,スタッフブログ,膝のスポーツ障害,膝痛
ランニングや運動をしている最中や終わった後に「なんか膝の外側が痛いな・・」と思ったことありませんか?
それもしかすると、【腸脛靭帯炎】かもしれません!
聞きなれない言葉かもしれないので改めて【腸脛靭帯炎】とは何かを今回話していきたいと思います。
この疾患は主にランニング、本格的な陸上競技の他にバスケットボールや自転車などで発生することが多いといわれています。
まず腸脛靭帯とはそもそも骨盤の横から始まった大腿筋膜張筋という筋肉が靭帯に移行したもので膝の外側を通り脛骨「向う脛」に付くのが特徴で、またこの靭帯は股関節と膝関節の二つをまたがっているので膝の曲げ伸ばしが繰り返されると赤色で〇をされているあたりに痛みが出てきます。
実際に痛みが起こる原因の多くは次の4つ
①人工的な路面でのランニング
②膝の使い過ぎ
③骨格のゆがみ
④疲労の蓄積が多いとされています。
この疾患になった場合基本は保存療法つまり安静、【痛みが出るスポーツ】などの休止、次に大腿筋膜張筋や股関節周囲の柔軟性確保のための治療やストレッチ、アイシング、トレーニングなどが重要になってきます。
ということで腸脛靭帯炎を予防する自重トレーニングを3つ紹介したいと思います!
「1」ワイドスクワット
1,足幅を肩幅の2倍ほど開き、足先を外に向ける。
2,上体が垂直になるようにしゃがむ。
3,太ももが床と平行になるまで下げる。
1~3を15回ほどを1セットとして2セット行う。
「2」クラムシェル
1,膝を曲げた状態で体の側面が床に付くように横になり、両足の土踏まずをくっつける。
2,土踏まずが離れない所まで膝を上げる。
3,元に戻す。
1~3を10回を1セットとし、2~3セット行う。
「3」ヒップアブダクション
1,横に寝そべった状態になる。
2,下にある足を90度曲げて、太ももの付け根の角度も90度になるように、体の前に置く。
3,上側の足をできるだけ上げる。
4,足をゆっくり下げる。
1~4を繰り返す。片脚につき1セット12回ほどを目安に行い2~3セット行う。
以上の自重トレーニングを行ってもらうだけでも予防することは可能ですので是非試してみてください!
長島治療院では柔軟性に対する施術やトレーニング、ストレッチなどを提供することが可能です!もし病院で診断されたり、自分でもしかすると腸脛靭帯炎かな?と思うことがあれば、いつでもご相談ください!
一覧へ戻る
おすすめの記事
-
- スタッフブログ,ストレッチ,トレーニング,ブログ,マッサージ,膝のスポーツ障害,記事,鍼灸治療
-
- スタッフブログ,膝のスポーツ障害,記事
Facebookからコメントする