東洋医学ってなに?

明けましておめでとうございます。

本年も長島治療院をよろしくお願いします。

さて今回は東洋医学の治療ってどんなことするの?です。

最近NHKなどに特集されている東洋医学ですが皆さんのイメージは鍼灸を使いツボに刺激するというイメージがあると思います。

ただそこまでに至る過程には現代医学とはまた違う診察を行いますそれらも2つに分けて紹介します。


東洋医学とは何か?


東洋医学とは明治以前まで行われていた正統医学のことを指します。

明治以降は西洋医学を主流としたため西洋医学と区別するために明治以前の医学を東洋医学と呼んでいます。

東洋医学は独自の身体観があり全体の調和を見る医学であり症状にこだわりその部分を見るだけではなく全体と症状が出ている部分との関連性から

考え治療を行なっていきます。

また心身一如の観点から精神面と身体面は相互に影響しあうため身体を治しながら精神的なケアもできるという特徴もあります。


東洋医学の診察


東洋医学の診察は4つに大きく分けられています。

望、聞、問、切となっています。

望診:視覚による診察です。顔色、舌、歩行の観察、関節のアライメントの観察などをまず行います。


聞診:聴覚、嗅覚による診察です。声の大きさ質、呼吸の仕方を見ます。


問診:患者様に症状の強さ経過の仕方、便通、睡眠、喉の渇きやすさ、生理についてお聞きし全体を把握します。


切診:患者様に触って診察することです。次回紹介する脈診、腹診も含まれており西洋医学の徒手検査、可動域測定も切診になります。


これらを総合し何で症状が出たのかこの症状の本質は何かを考え全体との調和を考え治療を行なっていきます。

結果症状とは逆の方に鍼やお灸をすることがあるのはこのためです。

また生活の提言もこれらの診察方法から導き出すことで患者様日常気をつけることをお伝えできます。

次回は東洋医学の診察法で特徴的な舌診、脈診、腹診を紹介します。

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