腰椎椎間板ヘルニアの原因と対処法とは?
2024/06/22カテゴリー:スタッフブログ,記事
こんにちは!A.T.長島治療院 北浜院です。
腰椎椎間板ヘルニアと言う言葉を聞いたことはありますか?
この腰椎椎間板ヘルニアでお困りの方も多いのではないでしょうか?
整骨院でも多くの腰痛患者様が来院され、腰椎椎間板ヘルニアの方も多くいらっしゃいます。
今回は、腰椎椎間板ヘルニアについて説明します。
椎間板とは?
赤く囲った部分が椎間板です。椎体と椎体の間に存在します。
椎間板は髄核と線維輪により構成されています。
あんぱんに例えると、髄核とはあんこの部分であり線維輪はあんこを包むパンの部分のことを言います。
椎間板はクッションの役割を果たし衝撃を吸収しています。
椎間板ヘルニアとは?
椎間板ヘルニアとは、椎間板が加齢による変性のために、線維輪に亀裂が生じ、内部の髄核が突出してしまい神経を圧迫してしまう状態の事です。
椎間板ヘルニアは頸椎・胸椎・腰椎のどこにでも発生します。
特に、頸椎・腰椎に見られることが多いです。
好発年齢
20代から40代の男性に多いとされています。
スポーツをしている学生にも見られることが多いです。
発生機序
腰椎への前屈・後屈・回旋・圧迫ストレスが加わり発生する場合や慢性的に椎間板にストレスが加わることにより発生します。
スポーツ活動では、多くのパフォーマンスで前屈・後屈・回旋力などのストレスを受けるので若年層で腰椎椎間板ヘルニアになることも少なくありません。
症状
急性期で炎症を伴う場合は、激しい腰痛や呼吸や咳・身体を動かすことでも痛みが現れます。
また、下肢の感覚が鈍くなっている、下肢が動かない、排尿の感覚がわからないなどの症状がある場合は早期の医療機関の受診が必要です。
慢性期になると臀部痛、下肢痛、下肢に痺れなどの症状が出る場合があります。
治療・リハビリ
腰部への負担を減らすには、胸部や股関節の可動域の改善や腰部に負担の大きい不良姿勢の改善をしなくてはなりません。
今回はその中でも、下肢のストレッチと腰痛防止のトレーニングを紹介します。
《ハムストリングスのストレッチ》
足にタオルをかけて写真のように足を上げていきます。
太ももの裏にストレッチ感を感じればOKです。
ストレッチでも無理をすると痛めてしまうことがあるので痛気持ちい場所で20秒キープします。
《臀部のストレッチ》
伸ばしたい方の足のくるぶしを反対側の太ももに当てるように引っ掛けます。
背中が真っ直ぐの状態のまま、身体を前に倒していきます。
足を上げている方の臀部にストレッチ感を感じられればOKです。
こちらも同様に、無理のない範囲で20秒キープします。
次にトレーニングを紹介します。
腰痛になったときにコルセットをつけることがあると思います。
お腹にもコルセットと同じ役割をしてくれる筋肉があります。
腹横筋という筋肉です。この腹横筋を使うことによって腰部を安定させ、負担を軽減してくれます。
《腹横筋トレーニング》
仰向けに寝て膝を曲げます。
肋骨を引き締めるような感覚で息を吐きます。
腰の出っ張っている骨の少し内側を触って筋肉の硬さを感じられればOKです。
当院の治療では状態に合わせて手技での治療や電気治療、トレーニングなどを組み合わせ、 その後再発を防ぐためにお家でできるストレッチやケアなどもお伝えしていきます。
一人一人に合わせたオーダーメイドの治療をしていきます。
必要な場合は、適切な専門機関への紹介も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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監修 柔道整復師 福山 雄気
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