「不定愁訴」我慢していませんか?頭痛・吐き気・めまいはむちうちが原因かも…
2021/07/13カテゴリー:スタッフブログ,むちうち施術情報,記事,交通事故・むち打ち
「不定愁訴」という言葉、皆さんはお聞きになられたことはありますか?
頭痛、めまい、吐き気、だるさなどが長く残りお困りの方は沢山いらっしゃると思います。
事故後にこういった訴えはよく耳にしますが一体不定愁訴とは何か?
なぜむちうちからこのような症状が起こるかなどまとめようと思います。
まずむちうちがどのようにして起こるかというと首が急激に振り回されたことにより起こる障害で、首の筋、靭帯、神経、血管などさまざまな損傷が考えられます。
分類は5つに分けられ、その中でも80%を占める頸椎捻挫型には感覚異常や頭重感、頭痛、頂部痛、上肢疲労脱力感などという不定愁訴を主体とする「寝違え」によく似た、ずっと痛みがある、押さえると痛い、動かしたら痛いなどの症状が起こります。
その他では、咳、くしゃみなどの首の動きで痛みが増強したり、しびれや感覚異常、筋力の低下などが起こる根症状型
他覚症状がなく、後頭部・頂部痛、めまい、耳鳴り、視力障害、顔面・上肢・咽喉頭部の感覚異常、夜間上肢のしびれ感などの不定愁訴を主体とするバレ・リーウ型
根症状型とバレ・リーウ型が混ざった混合型
四肢麻痺なども起こす脊髄症状型など、どの型にも不定愁訴と呼ばれる症状は起こりうると言えます。
分類の説明である程度お分かりいただけたと思いますが、「不定愁訴」とはレントゲンやMRIなどの画像診断ではほとんど何も問題はなくても、自覚症状”倦怠感・動悸・耳鳴り・食欲不振・便秘・下痢・手足のしびれ ・息切れ・めまい・頭痛・不眠症 etc”がすっきりせずだらだら続くのが特徴です。
こうした交通事故後の不定愁訴は、治療しないでいると長期に渡り残ってしまうことが多いため、我慢せずにご相談ください。
むちうちによるものであれば早めに治療することにより早期回復も見込めます。
・画像診断では異常がないため、湿布と痛み止めしか処方されなかった・・・。
→筋、靭帯、神経、血管などさまざまな損傷が考えられるのがむちうちです。中には湿布や痛み止めで改善していくものもありますが、多くの場合がそれだけでは治りません。
・痛みを説明をしても日にち薬だと安静にしておくように言われた・・・。
→時間がたつと治りにくいものや痛みが強くなり治療に行きたいと思った時保険が切れていて実費で治療に通うはめになったという話もよくお伺いします。早期治療が大切です。
・治療に行っても待ち時間が長いのに問診は短く、痛みは治っていかない・・・。
→当院は予約優先制です。予約を取る段階で先約があるとご希望の時間と多少ずれてしまいますが、なるべくご都合に合わせて対応させていただきます。
また交通事故のストレスから不定愁訴の症状がでることもあり、精神的な負担が原因となりバランスを崩してしまう方も多くいらっしゃいます。
当院では整形外科、弁護士など各分野の専門家と連携し、事故後の手続きに関する問題についてもサポートします。事故のケガ以外の負担も出来る限りお手伝いさせていただきますのでご安心ください。
むちうちと不定愁訴のことある程度ご理解いただけたでしょうか?
お悩みや質問などある方はいつでもご相談くださいね!!!
交通事故ページ:https://at-n.net/menu/accidents-muchi/
監修 柔道整復師 松井美奈
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