必見!腱板断裂のリハビリとは!?
2016/09/26カテゴリー:スタッフブログ,肩のスポーツ障害,記事
腱板損傷・断裂は、?野球などオーバーハンドスポーツをされる方に、よく起きるケガになります。
スポーツをされていない方でも、転倒した際に手をついて損傷・断裂してしまうことや年齢の加齢とともに変性を起こし少ない外力でも断裂してしまうケースもあります。
腱板とは、回旋筋腱板とも呼ばれ、肩甲下筋・棘上筋・棘下筋・小円筋からなり肩の関節を安定させる筋肉になり、腕を上げたり捻じったりするのに必要な筋肉になりとても重要な役割を担っています。
腱板損傷の多くは『棘上筋・棘下筋』が損傷あるいは断裂してしまいます。これらの筋の働きは手を横からバンザイする動きですので、日常生活にかなり支障が出てしまいます。
保存療法で肩の痛みが取れない場合や運動障害が取れない場合は、手術療法が用いられます。
手術後は、患部の状態(術後の炎症・創傷の治癒)が良くなってくれば、可動域訓練から始めていきます。
術後6か月で、重労働やスポーツ現場の復帰を目指していきます。(個人差により復帰時期は早くなる場合や遅くなる場合もあります)
当院でのリハビリ
〈可動域訓練〉
また、肩周辺の筋力低下や機能低下していることがあるので、チューブなどを使い改善していきます。
筋力低下や機能低下を残してしまうと、関節の動きがスムーズにならず、痛みが誘発してしまいます。
〈棘下筋トレーニング〉
〈棘上筋トレーニング〉
筋機能の改善と共に、行っていかないといけないのが『動作の改善』です。
腱板損傷の場合、肩甲骨と上腕骨の連動性が悪い方が多くみられます。
肩甲骨と上腕骨の連動性を出していかなければ、日常生活に支障をきたす場合があります。
〈肩甲骨と上腕骨の連動性〉
野球などのスポーツをされていて腱板損傷をされた方は、『投げ方』に問題があることが多いです。
肩に対し、ストレスが在り続ける限り、筋機能を改善したとしても痛みが誘発されてしまいます。
動作自体に問題があるのか、肩以外の柔軟性・筋力に問題があるのか見つけ出し、治療・リハビリする必要があります。
〈投球指導〉
当院では、ストレスとなっている原因を見つけ出し、根本的な治療を心がけており、、怪我の程度や競技種目・ポジションなどを考慮し、日常生活やスポーツ復帰した際に、怪我をした同じ状況になっても怪我をしないような強さや怪我をしない身体の使い方の獲得を目指し、リハビリを進めていきます。また、当院は整形外科の紹介も行っておりますので気軽にご相談ください!
監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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