呼吸でインナーマッスルに刺激を!〜ピラティスの呼吸法とは〜
2016/07/30カテゴリー:スタッフブログ,ブログ,姿勢改善・ピラティス,記事
こんにちは!下迫です。
みなさん、ここ数日暑い日が続いてますがいかがお過ごしでしょうか?熱中症予防のために水分補給はしっかりしましょうね。
さて、本日はピラティスの呼吸法についてご紹介したいと思います。
ヨガでは腹式呼吸をするのはみなさんもお聞きしたことがあるかと思いますが、
ピラティスでは息を吸いながら胸を膨らませる胸式呼吸という呼吸法を行います。
胸式呼吸とは、「鼻から吸って、口から吐く」ことが基本です。
その際、息を吸って肋骨(胸郭)を広げます。そして、息を吐くときは広げた肋骨を閉じていくようにします。
胸式呼吸では自律神経の交感神経を優位にします。
交感神経が優位になることで頭がすっきりとして、適度な緊張感を体に与えることができるのです。
また、胸式呼吸を行なうことで、おなかにある「腹横筋」という筋肉が刺激されます。
腹横筋は左右から背骨・骨盤を包みこむように位置しているため、背骨と骨盤を正常な位置に戻すように働きます。
腹横筋を鍛えることで、姿勢改善や腰痛改善効果にも期待できます☆
そして同時に周辺のインナーマッスルも刺激され、筋力の増強に繋がっていくのです。
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ピラティスでこの呼吸法が推奨されている理由が二つあります。
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一つ目は、吸った空気が鼻を通ることで洗浄され、体がその空気を使用するまでに、空気の温度が上昇するという理由です。
二つ目は、「ハ」という口から息を吐くことで腹筋の深層部を刺激し、首と口をリラックスさせることができるという理由です。
この呼吸法が非常に効果的であり、日常生活の中でも十分活用することができます!
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ではここでピラティスの呼吸法のルールを4つ挙げます!
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①息を吸う時間と吐く時間は常に同じ長さにするようにします。
②呼吸は動きと結びついているものです。動いているときは絶対に息を止めないようにしましょう。
③空気を背中に押し込むように深く息を吸い、胸郭を右と左に広げるようにします。こうすることで、肺の下の方まで息を送り込むことができます。
④息を吐く際には、胸郭を元の位置へ強く押し戻すようにし、腹筋の深層部を意識しながら、おへそを背骨へ近づけるようにします。
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以上のことをポイントにして、胸式呼吸をしてみてください。
仰向けになって胸式呼吸をするだけでも、インナーマッスルに刺激が入るので、ぜひみなさんやってみてくださいね☆
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当院のレッスンについて、詳しくはこちらをご覧ください。
監修 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー 齋藤良気
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