《全治不明!? サッカー日本代表室屋選手》サッカー選手に多発するジョーンズ骨折の症状と治療法
2016/02/15カテゴリー:スタッフブログ,ブログ,捻挫・肉離れ・打撲log,記事
2/15 U-23日本代表としても活躍している、FC東京の室谷選手がJones骨折(ジョーンズ骨折)と診断され、現時点では全治不明と公表されています。
ではJones骨折とはどんな怪我なのか、どうしてサッカー選手に多いのかお話したいと思います。
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《Jones骨折とは…》
Jones骨折とは第5中足骨基部の疲労骨折をいい、長時間のランニングやジャンプ動作の繰り返しによって発生するとされています。
サッカーはこの長時間のランニングとジャンプ動作を繰り返す競技ということからJones骨折が多くみられ、今までにもサッカー日本代表の香川選手や清武選手らがこの怪我に苦しめられてきました。
《症状》
足外側の腫れ・体重をかけた時の痛み・歩いている時の痛み・患部の痛みが主な症状として出てきます。
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《治療法》
まずは発生原因となっているスポーツ活動を中止します。
治療は基本的にギプス固定が多いですが、症状の程度によってはギプスがいらない事もあります。
Jones骨折の場合、解剖学的特徴から治りが悪く、また偽関節化もしやすいといわれています。
怪我の程度やタイプによっては手術が必要な場合もあり、早期競技復帰を目指す場合は手術療法を選択するケースもございます。
当院で使用している、微弱電流エレサスはこのような骨折の治療にも大変有効で、治癒を促進する効果があります。
治療しておかないと、日常生活にも痛みが出る可能性があるので早期の治療をオススメします。
当院での治療は…
骨折の治療に対してLIPUS(低出力超音波パルス)という機械を患部に当てます。これにより骨折の癒合を促進し早期回復を目指します。
また、LIPUSはしっかりとしたエビデンスが認められており、一日20分患部にLIPUSを照射することで約40%骨折の癒合を促進するとも言われています。
なのでまずしっかり骨癒合を図り、固定が外れたら可動域訓練や筋力強化を行い、早期復帰に向けてお手伝いさせて頂きます。
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《リハビリテーション》
第5中足骨基部には足首の動きや外側荷重によって強く負荷がかかるため、ギブス固定の期間から前脛骨筋のみの足関節背屈訓練を行います。
ギブス除去後は足底板を装着し、かかと歩行などのトレーニングを行う。
骨癒合確認後はつま先歩行やチューブトレーニングの強度を上げ積極的にトレーニングしていく。
また、安静期間に弱まった腓骨筋の筋力の再獲得は重要となります。
《最後に》
スポーツをしている方に多く発生するJones骨折はただ単に痛みがなくなれば競技復帰できるような怪我ではありません。
しっかりと競技復帰できるように足の状態だけでなく、全身の状態を怪我をする前よりも良い状態にして復帰する必要があります。
当院では痛みの治療だけでなく、日常生活復帰、社会復帰、スポーツ復帰と段階に合わせたリハビリテーションを行っております。
あの時しっかりリハビリをしておけばよかった…なんてことにならないように、早めのうちにご来院ください!!
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