「手首を動かすと痛い」「力が入りにくい」といった症状がある方は実は!?
2017/02/09カテゴリー:スタッフブログ,記事
スポーツ競技において、手根骨骨折中で最も多い「舟状骨骨折」を紹介します。
この骨折は、競技中の転倒により骨折を起こしやすくなります。
転倒以外では、ボールをキャッチする時やバレーボールのレシーブ時などで手首をもっていかれて骨折になるケースがあります。
特にラグビー、サッカー、野球、バレーボールなどのスポーツに起きることが多いです。
「舟状骨」とは?
手首の関節を構成している1つで、手首を動かすのに重要な役割をしています。
舟状骨骨折は、捻挫として扱われることがあるので注意してください。
また、ここの骨折を見逃してしまうと、偽関節(骨が癒合せずにそのままになった状態)になってしまうことやその骨折部分によって壊死してしまうことがあります。
【症状】
手関節特に写真上部分の疼痛・腫脹、手関節の運動制限と運動痛、握手をした際などの疼痛。
陳旧性になってしまうと、手関節の運動痛、運動制限、脱力感が見られます。特に、日常生活に問題がないことが多く腕立て伏せができないなどの症状もあります。
【治療】
スポーツを一時中止し、アイシング処置を行ってください。
1週間アイシングを行い症状に変化がない場合は当院にご相談ください。
舟状骨骨折は、しっかりとした固定が必要となります。
骨折ではなく捻挫として診断されてスポーツ活動を継続していると偽関節となってしまい手術になってしまうケースもあります。
受傷直後にレントゲン撮影を行っても骨折線が写らない場合があり、数日後に撮影すると骨折線がでる場合があります。
1度だけ撮影して骨折を否定されたとしても、手首を動かした時の痛みや腫れが引かない場合は、必ずもう1度専門機関を受診してください。
舟状骨骨折は、偽関節や骨折部分の壊死を防ぐためには、早期発見・早期の治療が必要になります。
当院では、舟状骨骨折を疑った場合、適切な専門機関をご紹介します。
また、骨折の治療に対してLIPUS(低出力超音波パルス)という機械を患部に当てます。これにより骨折の癒合を促進し早期回復を目指します。
また、LIPUSはしっかりとしたエビデンスが認められており、一日20分患部にLIPUSを照射することで約40%骨折の癒合を促進するとも言われています。
なのでまずしっかり骨癒合を図り、固定が外れたら可動域訓練や筋力強化を行い、早期復帰に向けてお手伝いさせて頂きます。
当院は、痛みの治療だけでなく、競技への復帰や競技のパフォーマンスアップまで個別に対応させていただきます。
痛みがなくなったから練習に参加する、試合に出るという形で復帰すると、再受傷や他の部位の怪我にも繋がります。
しっかりとリハビリを行い、怪我をする以前よりも良い状態になって復帰することで、受傷前の状態以上に良い状態でプレーをすることも可能になります。
骨折だけでなく、他の疾患の治療、リハビリも可能ですので、気になる症状のある方は是非当院にお問い合わせください。
監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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