化粧品成分について 〜バリア機能改善成分〜
2019/08/06カテゴリー:おすすめ美容情報,スタッフブログ,ブログ,美容鍼,記事
こんにちは!
A.T.長島治療院の小林です?
さて、先月の投稿【化粧品成分について 〜美白成分〜】に引き続き、本日も化粧品成分についてご紹介していきたいと思います。
まず、簡単に前回のおさらいです?
化粧品成分は主に3つに分かれていると説明しました!
1つ目は、ベースとなる成分。
2つ目は、機能性成分。
3つ目は、安定化成分です。
《機能性成分》
①美容成分
②バリア機能改善成分 ?今日はココです!
バリア機能改善成分
バリア機能改善とは、角質層から水分が蒸発する(乾燥)を防いだり、外部からの刺激物の侵入を防ぐ仕組みのことです。
バリア機能改善は、角質層の細胞と細胞の間にある「細胞間脂質」の成分をキッチリ補うことで強化することができます。
美容成分の種類
では皆さんが普段から使っているスキンケア商品には以下の成分は入っているのでしょうか?
お手元のスキンケアと見比べて確認していきましょう!
セラミド
表記例:セラミド1〜6、セラミド6Ⅱ、セラミド7、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド、セレブロシド、コメヌカスフィンゴ糖脂質など
効能:バリア機能改善、しわの抑制・減少、肌のターンオーバー促進、皮膚の菌のバランスを整える
上記のセラミドの中で、ヒト型セラミド(人間の身体の中に存在する成分)と呼ばれるものは、セラミド2、セラミド6、セラミド6Ⅱ。
本来のセラミドの成分に非常に近い、疑似セラミドと呼ばれるものは、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド。
動物由来セラミドは、セレブロシド。
植物由来セラミドは、コメヌカスフィンゴ糖脂質(米ぬか油に含まれるセラミド類似物)です。
※疑似とは、本物によく似ていてまぎらわしいこと。また、そのもの。
類似とは、二つ以上のものの間に互いに似かよった点が存在すること。(参考サイト:コトバンク)
アミノ酸
表記例:アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、イソロイシン、グリシン、グルタミン酸、クレアチン、セリン、チロシン、テアニン、トレオニン、バリン、ヒスチジン、ヒドロキシプロリン、フェニルアラニン、プロリン、リシン、ロイシン
効能:保湿・バリア機能改善
ヒトの皮膚がもともと持っている保湿機能(NMF)を「天然保湿因子」といいます。
この約40%がアミノ酸でできており、どのアミノ酸も保湿力が高く、保湿剤として活用されています。
他の保湿剤と比べても、アミノ酸類は特に肌のバリア機能を強化するのに特化している優れものです。
まとめ
肌のバリア機能改善は、大きく分けて2種類?
・セラミド
・アミノ酸
ということが分かりましたね!
みなさんが普段お使いの化粧品には、この成分が含まれていたでしょうか?
次回もお楽しみに〜★
一覧へ戻る
おすすめの記事
-
- おすすめ美容情報,スタッフブログ,美容鍼,記事
-
- おすすめ美容情報,スタッフブログ,ブログ,美容鍼,記事
Facebookからコメントする