肘部管症候群についてご紹介します!
2019/02/28カテゴリー:スタッフブログ,ブログ,肘のスポーツ障害,記事
こんにちは!守口、北浜にある整骨院、長島治療院です^ ^
皆さん、一度は肘をぶつけてビリッ!!と痺れたこと、ありますよね!
ぶつけなくても、そのような痺れが出てくることがあります。
その痺れの原因の1つとして肘部管症候群というものがあります。
肘部管症候群は何らかの影響で神経が圧迫されてしまっている場合に起こってしまいます。
今回はあまり聞きなれない肘部管症候群についてご紹介します^ ^
「手の小指側がしびれる」 「肘部管症候群って何?」 「どうすれば改善される?」 など、
お悩みの方は是非一度ご覧ください!!
肘部管症候群とは何か
肘部管症候群は尺骨神経という指先の運動や筋肉を司る神経が刺激されて起こります。
特に尺骨神経は肘の内側の部分では体表に1番近い場所となっているため、衝撃が加わりやすくなってしまいます。
そのため、肘をぶつけると痺れが出てしまうことがありますがそれは突発的な痺れであり、肘部管症候群ではなにもしていなくても痺れが出ていたり、肘を曲げていると指先の感覚がなくなってきたりします。
主に小指側の痺れや握力の低下などが起こります。
なぜ肘部管症候群になるのか
肘部管症候群は慢性的な負荷がかかることで発症することが多く、主に大工の方など、仕事による慢性的な負担が多い方にみられます。
また、野球や柔道、幼少期の肘の骨折による外反肘変形、交通事故による外傷、ガングリオンと呼ばれる腫瘤などが原因となることもあります。
肘部管症候群の症状
肘部管症候群では、小指、薬指の痺れや痛みを感じることが多く中指、人差し指、親指の感覚は保たれます。
肘を曲げているなど尺骨神経への刺激が強くなると症状が強くなることも特徴の1つです。
また、肘部管症候群が続くと握力が低下しお箸が使いにくくなったり、ボタンが上手くできなくなったりと、日常生活の動作に支障がでてしまいます。
・鷲手
薬指と小指が完全に伸ばせなくなるなど運動機能にも影響が出てしまいます。また尺骨神経は手の多くの筋肉を支配している神経のため、手の筋肉が萎縮して痩せてくる場合もあります。
・チネル徴候
肘部管症候群では、肘関節の内側を叩くと、手の小指側に痺れや痛みがでます。
・フローマン徴候
両手の親指と人差し指で一枚の紙を挟み引っ張ります。(フローマン徴候)引っ張り合うことができなかったり親指が曲がってしまうと陽性となります。
経過と予後について
肘部管症候群では尺骨神経が支配している筋肉の筋力低下や筋萎縮が起きてしまうため、保存療法では筋力低以下を防ぎ、筋力強化を行っていきます。
また肘に負担をかけすぎないことが重要になります。
痛みや痺れが強い場合は肘が曲がらないように固定を行う場合もあります。
何よりも早期発見、早期回復が大切になってきます!
お身体の不調やお悩みがある方は、何でもご相談ください。
当院では、ひとりひとりに合わせた治療プランをご提案させていただきます!!
監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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