ランナーに多い膝の痛み【ランナー膝】とは?
2018/10/09カテゴリー:記事
皆さんこんにちは!
北浜・守口にある整骨院、長島治療院です(^^)
秋といえば、
「食欲の秋」「読書の秋」そして、「スポーツの秋」ですよね!
9〜11月ごろになると各地でマラソン大会が開催され、
当院にもランナーの方が怪我の治療やコンディショニングをされに来られる方が普段よりも多くなります。
ランナーの方は
特に足底の痛みや腰痛、膝の痛みを訴える方が多く、
中でも「膝の痛み」に悩まされている方が多いですm(._.)m
ランナーの方はよく膝を痛めた時、“ランナー膝になった”などと言う事が多いですが、
それは怪我の正式な名前ではなく、
ランニングによる膝関節周辺のスポーツ障害の総称で、
“ランナー膝”と一言で言っても様々な病態が含まれています。
今日はその“ランナー膝”の中にも含まれる腸脛靭帯炎について詳しく解説いたします!
【成因・病態】
腸脛靭帯は腸骨稜から脛骨のGerdy結節に付着する靭帯で、
この靭帯と大腿骨外側上顆との間で膝の屈伸の時に擦れて摩擦を引き起こし、
炎症を起こすのが“腸脛靭帯炎”です。
ほとんどが、いわゆるオーバーユース(使いすぎ)によって発生しますが、
下肢のアライメントとの関係性も報告されています。
→O脚や扁平足など
他にも陸上中長距離の競技者で道路やトラックなどの関係で傾いた路肩やカーブの外側の脚に発症する事が多いと言われています。
【症状】
走り始めではなく、ランニング距離の増加とともに出現する疼痛で、
膝屈伸時に膝の外側に刺すような痛みが出現します。
局所所見として、外側上顆上の腸脛靭帯に圧痛、軽度の腫脹、屈伸に伴うれき音が認められます。
【当院での治療法】
まず、炎症症状(熱感・腫れなど)があれば、RICE処置を行います。
そして、臀部や太もも周りの筋肉の柔軟性をだし、痛みの出ている所への負担を減らします。
また、今後も同じような痛みを起こさない為に
筋力強化や柔軟性の獲得、フォームの改善などを行います。
長島治療院では、当院での治療だけでなくお家でもできるセルフストレッチやトレーニングなどもお伝えしています!
その他、痛みの緩和や柔軟性の獲得の為に、電気治療や鍼治療を用いることもあります!
【オーダーメイドインソール】
当院では1人1人に合ったオーダーメイドのインソールを作成する事ができます!
例えば踵骨(かかとの骨)の位置が内側に倒れる事で扁平足の原因となり、
その状態で長い距離を走ると膝へも負担がかかり、腸脛靭帯炎のような痛みにつながります。
走る時や普段の生活でインソールを入れる事で踵骨が正しいポジションに戻す事で膝の痛みも軽減され、
快適に走る事ができます!
怪我の症状や治療に関してや、オーダーメイドインソールについて分からないことがあればいつでもスタッフまでお尋ねください(^^)
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守口院
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監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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