これを読めば安心!!足底腱(筋)膜炎で悩んでいる方への解消法!
2019/10/26カテゴリー:その他,インソール,スタッフブログ,ストレッチ,ニュース,ブログ,記事
こんにちは!
A.T.長島治療院です。
最近は、寒い日が続きますね。
寒い時期にはいろいろな身体の悩みが出てきます。
ギックリ腰や寝違えなど様々です。
最近特に多いのが、踵や土踏まずの痛みを訴えて、当院に来院される方が多くいらっしゃいます。
このような症状がある方は、もしかすると足底腱(筋)膜炎かもしれません。
今回は、足底腱(筋)膜炎について紹介していきます。
まずは、こんなお悩みありませんか?
??起床時や長時間椅子に座った後、歩き始めに足(母趾付近や踵付近)が痛くなる。
??最近、走ることが多い。
??足首が硬い。(特に足を上に上げる動作)
??最近、太った。
足底腱(筋)膜炎とは・・・
足底腱(筋)膜炎とは、足裏にある筋膜や腱膜が炎症を起こしている状態の事を言います。
上の画像のように、踵付近や土踏まずの真ん中・拇趾球の近くに痛みを感じる事があります。
症状としては、足をついて体重をかけると痛みが増えたり、歩き始めが痛いなどがあります。
この時期では、朝ベッドから立とうとすると痛いという症状を訴えられる方も多くいらっしゃいます。
当院に来られる方は、立ち仕事をされている方や営業などで良く歩く方が多いように思います。
また、マラソンやジョギングをされている方には年齢に関わらず、痛みを訴えられる方もいらっしゃいます。
足底腱(筋)膜炎は主に変性疾患と言われています。
加齢や使い過ぎによって、足底(腱)筋膜の組織が変化していきます。
中には足底筋膜だけでなく、踵の骨の変性もおこり、骨棘と言われるものができてしまう方も多くいられます。
足底腱(筋)膜炎の原因
足底筋膜炎の原因は、足のアーチ構造が崩れている可能性が考えられます。
足には下の写真のように、3つのアーチ構造があります。
このアーチ構造によって「土踏まず」が作られます。
そして、このアーチ構造が崩れ(特に内側アーチ)、土踏まずがなくなった状態を『扁平足』と言います。
もともと、アーチ構造は衝撃を吸収する役割や歩く時に足を安定させる役割を持っています。
この衝撃吸収や足の安定性がなくなってしまうため、足底筋膜への負担が大きくなり症状が出やすくなります。
そういった方のなかには、足関節の硬い方が多く見られます。
この足関節の硬さも足底筋膜へのストレスを高めてしまいます。
その他にも、足のアーチがきつすぎる甲高(扁平足とは逆の状態)の方にも症状が出る事もあります。
では、セルフチェックをしてみよう!!(Windlessテスト)
1、まず、長座で膝を軽く曲げましょう。その時に足首を90度にしておいて下さい。
2、一方の手で中足骨頭を握って、もう一方の手で足の指を反らせてください。
この時に抵抗感が強くなったり、足底腱膜の緊張が強くなる又は痛みが伴えば陽性です。
足底腱(筋)膜炎に対する当院での治療法
まず、炎症がある場合は炎症を抑えるためにアイシングをします。
炎症が取れた後には、足底腱(筋)膜やふくらはぎの筋肉の硬さを取っていきます。
足関節が硬い方には柔軟性を高める為にストレッチ(アキレス腱や足底腱膜、足底筋膜)などをしていきます。
また、足関節周囲や足底のトレーニングを指導させて頂きます。
足のアーチが崩れている方(扁平足)には、インソールが有効でオススメしてます。
扁平足の方の多くは、踵の骨が内側に倒れてしまう『過回内』という状態になっています。
この状態のままだと、足底筋膜へのストレスは大きく変化しません。
当院のインソールでは、この過回内を補正する構造になっています。
踵のポジションを過回内からニュートラルポジションに戻すことで、足底筋膜へのストレスを軽減させます。
当院では、3次元解析で一人ひとりの足の形を測定します。
そのデータをもとにオーダーメイドのインソールを作成いたします。
インソールに関しては、こちらのリンクを参考にして下さい。
足底腱(筋)膜炎で来られる方は、『すぐに痛みが無くなると思った…』とおっしゃる方が多くおられます。
1週間以上痛みが続いている場合は、身体に何らかの異常がある事が考えられます。
痛いなと思ったら、一度ご相談ください。
監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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