指が動かない!?まさか骨折?
2024/05/02カテゴリー:スタッフブログ,記事
こんにちは!
守口市にある整骨院のA.T.長島治療院です(^^)/
暖かくなりスポーツをされる方も増えてきたのではないでしょうか?
スポーツをされる際には、十分な準備運動を行ってからしてくださいね!
今回は、私が実際にスポーツをして体験した怪我をご紹介します!
怪我をした時の状態
4/8(受傷当日)
ソフトボールの試合中、バントを試みようとした際にデッドボールを指に受けてしまいました。
デッドボールを受けた直後は痛みもなく、バットも振ることができていました。
しかし、その後守備につこうとしている時にだんだん指が腫れてきていることに気づきました。
症状
小指を動かすと痛い(受傷日は動かせていました)
腫れが強い(反対側の小指と比べると1.5倍)
患部が熱を持っている
数時間後に手のひらまでの皮下出血
受傷直後はアイシングのみを行いました。
4/9(受傷2日目)
前日から痛みが引かず、指も動かせなくなっていました。
整形外科を受診し、レントゲンを撮影して頂きました。
レントゲン撮影の結果
第5指基節骨骨折(小指の骨折)と診断されました。
レントゲンの赤丸部分が骨折している場所になります。
指が少し違う方向に向いていたので整復を行ってもらいシーネ固定を行いました。
シーネ固定をしたことにより毎日の皮膚の管理がとても大変で、毎日包帯交換と手指の消毒を行いました。
4/10(受傷3日目)
受傷直後よりも手のひらの内出血が減ってきました。
また、テーピングで固定しているのは骨の安定性を保つ為に行っています。
この頃には、指の浮腫みが出現してきました。
また少しづつ指の可動域制限も見られてきました。
4/20(受傷後12日目)
内出血もほとんどなくなりました。
この時も指のリハビリを開始していたので少しづつ指も動かせるようになってきました。
4/25(受傷後15日目)
内出血もなくなり順調に骨の方も回復してきました。
指の方も少しずつ動かしていき第1、2関節は動かせるようになりました。
4/27(受傷20日目)
固定の仕方がアルフェンスシーネ固定
からプライトン固定に変更になりました。
取り外して手を洗うことができるようになったので楽な状態になりました。
このころから固定を外してMP関節を曲げた状態で第1、2関節を動かすようにして完全に動かせるようになってきました。
5/7(受傷後1ヶ月)
固定を外しMP関節も動かすリハビリを開始しました。
少しづつ動かしていき1週間でかなり動かせるようになりました。
今では、しっかりと指が動かせるようになり普段通りの生活を行えるようになりました。
今回の基節骨骨折とは?
この部分の骨折は比較的頻度の高い骨折です。
しっかりと治療しておかないとバランスが障害されて指の運動を制限してしまう恐れがありますので、しっかりとした治療を受けることをお勧めします!
早期回復の為に酸素カプセルやLIPUSと言われる骨折の治癒を早めるような器具も用意しております。
?
当院での治療は…
骨折の治療に対してLIPUS(低出力超音波パルス)という機械を患部に当てます。これにより骨折の癒合を促進し早期回復を目指します。
また、LIPUSはしっかりとしたエビデンスが認められており、一日20分患部にLIPUSを照射することで約40%骨折の癒合を促進するとも言われています。
なのでまずしっかり骨癒合を図り、固定が外れたら可動域訓練や筋力強化を行い、早期復帰に向けてお手伝いさせて頂きます。
当院は、痛みの治療だけでなく、競技への復帰や競技のパフォーマンスアップまで個別に対応させていただきます。
痛みがなくなったから練習に参加する、試合に出るという形で復帰すると、再受傷や他の部位の怪我にも繋がります。
しっかりとリハビリを行い、怪我をする以前よりも良い状態になって復帰することで、受傷前の状態以上に良い状態でプレーをすることも可能になります。
骨折だけでなく、他の疾患の治療、リハビリも可能ですので、気になる症状のある方は是非当院にお問い合わせください。
また、当院は整形外科の紹介も行っておりますので気軽にご相談ください!
監修 柔道整復師 福山雄気
守口院
〒570-0028
守口市本町2-1-12
TEL 06-6998-7801
地下鉄谷町線守口駅から徒歩3分
京阪本線守口市駅から徒歩3分
一覧へ戻る
おすすめの記事
-
- スタッフブログ,記事
-
- スタッフブログ,捻挫・肉離れ・打撲log
Facebookからコメントする