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スキンケアの間違いがちなNG習慣

2021/12/23カテゴリー：ブログ,スタッフブログ,おすすめ美容情報,美容鍼

こんにちは！長島治療院です！




普段の肌のために良かれと思ってやっていることが、実は肌に負担をかけていることがあります。

今回はそんなNG習慣についてご紹介します。




【ニキビを治すには自分で潰すのが効果的】

→肌に負担をかけてしまうので、ご自身で潰すのはやめましょう。


ニキビの原因菌であるアクネ菌は嫌気性菌（酸素がない環境でのみ生育できる菌）なので、ニキビの芯や詰まった皮脂を出してしまえば悪化することなく治ると考えられます。

ですが、ニキビを自分で潰す行為は非常に大きな危険を伴います。

もし潰す場合でも、美容クリニックや皮膚科で面皰圧出という、ニキビ表面に微小な穴を開け、面皰圧出器で毛穴に詰まった角質、皮脂、汚れなどを押し出す治療を行いましょう。

炎症が起こる前の白ニキビであればこういった治療をすることができます。



患者様からも「潰したらダメだとわかっていながら潰してしまう」というお話をよく耳にします

ですが、ニキビを潰そうと爪を立てたり、無理矢理押し出しても皮膚の組織を押しつぶすだけで毛穴が傷み、跡が残ってしまうことがあります。

また、自己流で芯を出しても実際には跡が残ってしまい、その傷んだ毛穴から雑菌が入り込み悪化してしまう可能性もあります。このようにニキビを自己流で潰すのはかなり危険な行為なのでオススメできません。





【肌を冷やすと毛穴自体小さくなる】

→毛穴自体の大きさを変えることはできません。


毛穴の開きは冷水などで冷やすと一時的に毛穴が引き締まることがありますが、毛穴自体が縮んだわけではないので体温で元に戻ります。毛穴自体は遺伝で決まっているものなので、毛穴自体の大きさを変えることはできません。


気温とともに皮膚温は上昇し、皮脂量も増加します。皮膚温が4℃上昇すると皮脂量は２倍になります。逆に皮膚温を下げれば皮脂分泌を抑えられるといことです。


一方、収れん化粧水はメントールやアルコールなどが配合されており、冷却効果が長時間持続するものもあります。皮膚温が下がると皮脂分泌を抑えることができるので、メイク崩れを防ぎ毛穴を目立たなくすることができます。

毛穴の開きや皮脂が気になるという方は、収れん作用のある化粧水を使用してみるのもおすすめです。





【美白コスメはシミができてから使えば良い】

→美白コスメはシミができる前から予防として使うのがベストです！


美白成分は、肌の中でメラニン色素が作られる働きを抑える効果がある成分のことです。そのため、美白化粧品はシミができる前に予防のために使うのが効果的です。ごく初期のシミなら効果も期待できますが、通常、定着した濃いシミを完全に解消することは難しいと言われています。





【コラーゲン入り化粧品で深いシワを改善できる】

→深く入ったシワは改善できません。表面の乾燥小じわを目立たなくすることはできる！


真皮の深いシワの進行を抑えるには、コラーゲンを増やすケアが有効です。しかし、化粧品に配合されているコラーゲンは分子が大きく肌内部に浸透できません。そのかわり、肌の表面をしっかり保湿するため、乾燥小じわを目立たなくする効果はあります。





【しっかり保湿をするためには、パックを長時間載せておくべき】

→パックによって違いはありますが、10～15分ほどで外すようにしましょう。


シートパックは肌をぴったり覆う密閉効果により、シートに含ませた美容成分を集中的に角層に浸透させることができます。

より効果を得るために長時間のせたままにしがちですが、パッケージに書かれた規定時間より長く使用することはおすすめできません。長時間つけすぎるとシートパックが乾き始めて肌の水分を奪い、逆に肌が乾燥してしまう可能性があります。





【マスクは顔全体に塗るべき】

→目の際ギリギリまでつけるのはNGです。


目に異物が入ってしまった場合、目の角膜を傷つける恐れがあります。まぶたのきわの粘膜は身体の中でも吸収率が高く、アレルギー反応が起こりやすいところでもあります。肌に反応がなくても、粘膜から入ることで目のかぶれ、炎症、痛みを引き起こすこともあるので注意が必要です。





【マッサージはできる限り長い時間行う方が良い】

→マッサージもやりすぎると肌の負担になります。５～10分程度で十分です。


マッサージの際に力が入りすぎる、リズムが早すぎる、時間が長すぎる場合、摩擦で炎症を起こしたり逆効果になる場合があります。

マッサージやローラーをするときは、クリームやオイルを塗って滑りをよくしてから、力を入れず肌表面を軽くさするように早さは脈拍と同じテンポを目安に行いましょう。




みなさん、普段のケアでやってしまっていることはありませんでしたか？

心当たりのあった方はせっかくのお肌のためのスキンケアが逆にお肌に負担をかけているので、これを機に見直してみましょう！


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